山の手入れ
適正に森林を整備していくには、下記のような作業が必要となります。また、山の手入れをするに当たり、各種補助金があります。 詳しくはお電話やメール等でお問い合わせください。お問い合わせ・ご相談はこちらから。
新植
地拵え
苗木を植え付けるため、伐採跡地に残った残材や枝や、刈り払った雑草や雑木を片付けて、植え付けしやすいように地表を整理します。
シカ防護柵設置
シカによる苗木の食害を防止するために新植地をシカ防護柵で囲います。シカの食害は深刻な問題であり、現在、シカ防護柵なしに新植することは不可能です。
植え付け
苗木を植栽します。植栽する樹種などによっても変わりますが、スギやヒノキの場合1haあたり3,000本程度植栽します。
下刈り
植栽した苗木の周囲に生える雑草、雑木を刈り払います。
下刈りを行わないと苗木が雑草木に覆われて生育を阻害されます。
苗木が雑草木に覆われることのなくなる高さに成長するまでの数年間、年に1度程度行います。
除伐
下刈を終了してから数年経つと、雑木が大きくなって植栽木の生育を阻害するようになります。そのような雑木や、植栽木の中でも形質の悪いものを刈り払います。
枝打ち
商品価値のある無節もしくは節の少ない木材を作るために、ある高さまでの枯れ枝や生き枝を切り落とします。枯れ枝は病虫害の原因となることもあるので、病虫害の発生やまん延を防止する効果もあります。
間伐
苗木を植えてから15年〜20年が経つと、植栽木が成長して植栽木同士の間隔が狭くなり、枝葉も広げられなくなって、互いに生長を阻害するようになります。そこで一部の木々を伐ることで感覚を広げ、残した木々に日光や養分が行き渡るようにして健全な生長を促します。また間伐を行うと、日光が地表に差し込みやすくなり、下層植生が生育して土壌の流出を防ぎます。
木材生産
苗木を植えてから数十年後、成長した植栽木を伐って収穫します。
森林作業道作設
山の手入れや木材搬出を行う上でトラックや林業機械などで森林へ容易にアクセスできるように道を作ります。一時的なものではなく、長期にわたって繰り返して使用できる簡易で丈夫な森林作業道の整備を進めていきます。
地球環境を考慮した使用機械等
- 3トンバッテリーフォークリフト
- 排気ガス規制に適合した4トンコンテナーダンプ
- 排気ガス規制に適合した3トン林業専用ダンプ
- 排気ガス規制に適合した林業機械(プロセッサーなど随時更新中)
- 森林環境にやさしい水溶性チェーンオイルの使用
- 森林環境にやさしい植物性エンジンオイルの使用
お問い合わせ・ご相談はお電話またはメールフォームにて受け付けております。
お問い合わせ・ご相談はこちらから